平塚競輪場(神奈川県平塚市)が、「最高払戻額12億円」を目玉に、2008年4月から導入する「競輪くじ」。一口200円、機械によるランダムの予想で、開催日の後半7レース全部の1着を当てることが的中条件。当選確率はおよそ480万分の1、払戻額は売り上げと的中数により変動する。的中が出ず、キャリーオーバー(繰り越し)となった場合の最大払戻額は12億円で、サッカーくじ「BIG(ビッグ)」の6億円を超える、国内史上最高額。購入窓口は専用WEBサイト「チャリロト.com」のみで、イーバンク銀行に決済用の口座を持つ必要がある。また、自分で数字を選択できる「チャリLOTOセレクト」も同時発売の予定(1口100円、最高払戻額6億円)。なお、宝くじやサッカーくじと違い、払戻金には税金がかかるため、12億円が的中した場合は、単純計算で約2億4000万円を税金として納める必要がある。立川競輪など、そのほかの競輪場でも、同様の「競輪くじ」導入が進められている。