自動車のF1レースにも使われる富士スピードウェイサーキットを、ママチャリと呼ばれる買い物用の自転車で、7時間かけて周回走行する耐久レース。2009年1月10日、第2回日本グランプリが開催された。主催は富士スピードウェイカートコース。参加ライダーは4人以上12人以下でチームを作り、大会規定にのっとった装備、衣装で1台の自転車を交代しながらこぎ、周回数(走行距離)やパフォーマンス性を競う。各チームには美人レースクイーン2人以上の同伴が推奨されており、車両についても(1)市販の買い物用自転車である、(2)カゴが装着されている、(3)車輪は26インチ以下である、(4)装飾を除きお金をかけてはならない、などの規定がなされている。また大会特別ルールとして、順位を気にしない、ムキになったりイライラしない、気絶した場合を除きリタイヤは許さない、といった約束ごともある。コースは1周4563m、コーナー数16、直線数8、最大上り斜度8.88%。気温0~8℃の中で行われた決勝では968チーム、約1万1000人が参加。優勝チームは周回数41、走行距離184.5kmをマークした。