日本食糧新聞社主催の「第8回デザート・スイーツ&ドリンク展」で行われた、全国のご当地飲料の中から隠れた逸品を発掘しようというコンテスト。食にかかわる業務専門展FABEX(ファベックス The World Food And Beverage Great Expo)の「第14回ファベックス2011」や「第1回米粉産業展」とともに、千葉県の幕張メッセで2011年6月1~3日開催された。地域密着型の個性的な容器入り清涼飲料水を応募形式でエントリーし、1日と2日に来場したフードビジネス関係者たちが中心になって審査員となり、2日間で780人が参加した。審査は3段階で行われ、(1)全国から選ばれた個性に富む48種類のドリンクのうち、審査員各自が特に興味をもった4種類を選び、(2)選んだ4種を試飲、(3)「ファーストインパクト」「味」「地域密着度」「パッケージ」「驚き」などを基準に点数を付け、集計の結果で順位を競う。最終日の3日に結果が発表され、最高金賞には、石垣島のしょうがや島唐辛子、西表島産の黒糖などを使った「石垣島ジンジャーエールORO」(沖縄県石垣市で販売)、国産ぶどうのマスカットベリーA果汁を20%使ったスパークリングワイン風の「ビーニャスッコ ロッソ」(関西地区で販売)、静岡県産の茶葉を使った緑色の「しずおかコーラ」(東海地区などで販売)が選ばれた。