次々に美女が現れ、時刻を教えるウェブサイトで、メディア事業などを手がける「フィリアデザイン」が、2009年1月1日に開設した。時刻を書いたボードを持った美女たちの写真が1分ごとに入れ替わり、24時間で1440枚の写真を見ることができる。「本当の日本女性の美を伝えよう」と、渋谷や原宿など都内で見つけた美女たち360人に声をかけ撮影。最終的には1人1枚で1440人を集めるのが目標という。口コミ等で徐々に広まり、月間ページビューは半年で500万を突破。同年5月25日に、約120人480枚を追加した「iPhone/iPod touch」版アプリケーション(350円)が発売されると、アップルのダウンロードサイト「App Store」で当日にジャンル別第1位、総合でも第3位を記録した。メディアミックスも盛んで、ガジェットやモバイルサイトのほかに、8月27日には「mixi(ミクシー)」用アプリケーションもリリースされた。現在運営は「株式会社美人時計」に移管されているが、今後は新バージョンの制作や、男性編、世界編などでシリーズ化を進め、タイアップやオーディションなどの企画も展開していくという。なお、8月31日には別の制作会社「株式会社10+4(じゅーしー)」が、イケメン版ウェブ時計「俺画」を立ち上げている。