1980年代に大流行した立体パズル「ルービックキューブ」で、立方体各面の色をそろえる速さを競う世界大会。縦・横・奥行きがそれぞれ3列9パネルからなる、最もポピュラーなキューブで競う部門、同じく各2列、4列、5列の部門のほか、「目隠し」や「片手」、「足」で競う部門などがある。2007年10月5日から3日間、ハンガリーの首都ブダペストで開かれた第4回大会には、33カ国から263人が参加。メーンイベントの縦・横・奥行き3列の部門では、北海道釧路市の中島悠(16歳)が日本人初となる優勝を飾り、賞金5000ユーロ(約82万円)を手にした。競技は、5回中、最高タイムと最低タイムを除いた3回の平均で競い、優勝タイムは12秒46だった。なお、「ルービックキューブ」はメガハウス社の商標。