プロ野球セ・リーグの2012年レギュラーシーズンは、巨人が2位の中日に10.5ゲーム差をつけて3年ぶり43回目の優勝。3位以下はヤクルト、広島、阪神、DeNA。個人成績の打撃部門では、巨人の阿部慎之助捕手が首位打者(打率3割4分)と最多打点(104打点)の2冠を達成。阿部は12年目で初のタイトル獲得。最多本塁打は、2年連続でヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(31本)。最多安打は、巨人の坂本勇人内野手と長野久義外野手が173本で並んだ。ともに最多安打のタイトル獲得は初。最多盗塁は、中日の大島洋平外野手が32盗塁で初のタイトル獲得。投手部門では、巨人の内海哲也が15勝で2年連続の最多勝利。広島の前田健太は、防御率1.53で2回目の最優秀防御率を達成。最多奪三振は、巨人の杉内俊哉と阪神の能見篤史が172奪三振で並んだ。杉内は3回目(パ・リーグ時代に2回)、能見は初の最多奪三振。最多セーブは、中日の岩瀬仁紀とヤクルトのトニー・バーネットが33セーブで並んだ。岩瀬は5回目、バーネットは初の最多セーブとなった。