「こんな資格があったらいいな」と思える妄想上のライセンスを発行するサービス。ユーモア企業を掲げる「株式会社カメレオン」(本社・東京都)が、2009年11月9日から販売を始めた。ラインアップは「巨大ロボ操縦免許証(直接操作型)」「同・遠隔操作型」「UFO運転免許証」「地球外生物管理局員証」「魔法使用許可証」「ヨッパライ許可証」「有耶無耶(うやむや)許可証」「昼寝・うたた寝許可証」の全8種類。運転免許証やクレジットカードとほぼ同じ大きさのプラスチック製カードで、顔写真と住所、業界団体(もちろん架空)の認証マークと会員IDなどが印刷され、リアリティーを演出。価格は1枚700円で、3枚から販売する。同社のウェブサイトまたはモバイルサイトから注文すれば、1週間~10日ほどで手元に届く。発売当初から、ラジオ番組に取り上げられるなど話題にはなっていたが、2010年に入ると、「日経MJ」(1月6日)、日本テレビ「スッキリ!!」(1月8日)、「東京ウォーカー(ウォーカープラス)」(1月14日)などで立て続けに紹介され、テレビ放映日にはサーバーがダウンするほどのアクセスがあったという。