プロ野球パ・リーグの2012年レギュラーシーズンは、就任1年目の栗山英樹監督率いる日本ハムが3年ぶり6回目の優勝。2位以下は西武、ソフトバンク、楽天、ロッテ、オリックス。個人成績の打撃部門では、ロッテの角中勝也外野手が打率3割1分2厘で初の首位打者に。角中は西武の中島裕之内野手を1厘差でかわし、独立リーグ出身の打者として初のタイトル獲得を果たした。オリックスの李大浩内野手は91打点で初の最多打点に。最多本塁打は、西武の中村剛也内野手が27本で2年連続4回目。最多安打は、ソフトバンクの内川聖一外野手が157本で2回目(セ・リーグ時代に1回)のタイトル獲得。楽天の聖沢諒外野手は54盗塁で初の最多盗塁となった。投手部門では、ソフトバンクの摂津正が17勝で初の最多勝利。日本ハムの吉川光夫は最優秀防御率(1.71)、楽天の田中将大は最多奪三振(169奪三振)のタイトルをそれぞれ初めて獲得。日本ハムの武田久は32セーブで3回目の最多セーブとなった。