アメリカのロサンゼルス(LA)にある映画の都、ハリウッドで初めて開催された本格的な日本映画祭。ハリウッドを拠点とする非営利団体ジャパン・フィルム・ソサエティーの主催により、2011年11月11~13日、名門映画館「チャイニーズ・シアター」を会場に長編12作品、短編7作品の計19作品が上映された。オープニングにはファンタジー作品の「ミロクローゼ」(12年春公開予定)がプレミア上映され、石橋義正監督と主演の山田孝之も参加。最終日には、東日本大震災に伴う海外支援者と被災者との交流を描いたドキュメンタリー「東日本大震災の記憶」(国際交流基金などの共同制作)も上映され、クロージングは「一命」(三池崇史監督、市川海老蔵主演)が飾った。日本映画を海外で発信していく流れをつくることを目的に、経済産業省などの後援も得て、毎年開催の予定となっている。