好ましくない職業や、やくざな生活をやめて、堅気になる。また、単に、それまでの職業・事業などから身を引く。「若気の至りで暴力団に入っていたが、今は足をすっかり洗って家業に精を出しているよ」

〔語源〕昔、インドで、はだしで托鉢（たくはつ）をしていた僧が、その日の行を終えて庵（いおり）に帰り、足を洗ってから法話をしたことから生じた言葉という。