(1)書画・刀剣などの由来・価値などについて、確かなものであることを保証・証明した鑑定書をつける。「この書は良寛のだという専門家の折り紙をつけられています」 (2)人物や事物の価値・性格・資格などが、間違いなく信頼の置けるものであることを保証する。「彼に限ってそんな大それたことをするはずがありません。なんと言っても折り紙をつけられるほどのまじめ人間ですから」 「あの人物については、誠実無比という折り紙がついています」
〔類〕太鼓判を押す
〔語源〕「折り紙」は二つに折った紙。とくに奉書紙や鳥の子紙で、横長に折ったもの。公式な文書や鑑定書などに用いる。「折り紙つき」ともいう。