戦いに勝てば、勝ったほうがすべて正しく、負ければ賊軍ということになる。勝敗によって正邪善悪が決定されるのが、この世の習いらしい。明治維新のときに作られた言葉。
〔類〕小股(こまた)取っても勝つが本/力は正義/強い者勝ち/泣く子と地頭には勝たれぬ/無理が通れば道理引っ込む
〔会〕「ずいぶん強引なやり方で批判もあったのに、プロジェクトが成功したら開発部長をみんなでべたぼめだからね」「勝てば官軍負ければ賊軍さ。だれも何も言わなくなったぜ」