珍品はのちに値上がりすることもあるから、時期をみて売り払い、金もうけをしようというたとえ。好機は逃すべきではなく、今日ただいまの出費を惜しんではならぬという教訓。
〔類〕好機逸すべからず
〔出〕史記(しき)
〔会〕「今はあまりぱっとしないけど、この株は将来ぐんと値打ちが出るよ」「ほんとうかい」「奇貨居(きかお)くべしだよ。チャンスを逃しちゃいけないよ。金は使いどきが肝心だ」