(狐(きつね)の腋(わき)の下の毛皮は、これを集めて貴族の朝服・狐裘(こきゅう)をつくるところから) 羊1000匹分の毛皮を集めても、狐1匹の毛皮の値段に及ばないことをいい、凡人が1000人集まったところで、1人の賢者に及ばないことにたとえる。
〔対〕千金の裘は一狐の腋に非(あら)ず
〔出〕史記(しき)
〔会〕「監督、どうも客の入りが悪いのう」「ええ、オーナー。うちの選手はみんな社会人野球出身で地味ですからね」「千羊の皮は一狐(いっこ)の腋(えき)に如(し)かずか……。一人でもスーパースターがいたらなあ」