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親が死んで形見を分けるとき、悲しみの涙を流しながらも、よい品物を取ろうとすることをいい、人間は欲望からは離れられないことにたとえる。
〔出〕雑俳(ざっぱい)・柳多留(やなぎだる) 〔会〕「おい、まだお通夜だというのに、もう母親と息子の嫁さんが遺産相続のことでもめているらしいぞ」「泣く泣くも良いほうを取る形見分けとはいうけど、これじゃ、故人も浮かばれないよな」