(「骨高」は武張ってごつごつしている顔立ち) 有名なわりに、実質が粗末であることをいう。
〔類〕聞いて極楽見て地獄/聞いて千金見て一毛
〔会〕「もうがっかりしたよ。世界の名車だというから、高いお金を出して買ったのに。故障はするわ、乗り心地は悪いわ……」「そういうのを、名高(なだか)の骨高(ほねだか)っていうのさ。おまえ、知らなかったのか。あの車、名車は名車でも、迷車のほうだっていうことを」