七たび転んで八たび起き上がることで、何回失敗しようとも、挫折(ざせつ)することなく挑戦することをいい、人の世の変転の激しいことにたとえる。
〔類〕七顛八起(しちてんはっき)/失敗は成功の因/七度転びて八度起きよ/禍を転じて福となす
〔出〕評判記(ひょうばんき)・吉原人たばね(よしわらひとたばね)
〔会〕「最近、ついてないよ。彼女にはふられる、車はぶつけられる。スキーに行ったら骨折で、こうして病院のベッドの上だろう」「くよくよするな。人生、七転び八起きさ。それにしてもはでに転んだな」