眠っているところへ突然、耳のなかに水を注ぎこまれたように、まったく思いがけない出来事をいう。
〔類〕足下から鳥が立つ/寝耳に鼈(すっぽん)/寝耳に擂(す)り粉木(こぎ)
〔出〕太閤記(たいこうき)
〔会〕「じつは、今月いっぱいで会社を辞めたいんですけど」「どうしたんだ、突然、寝耳に水だぞ」「他社からの引き抜きの話が急に転がりこんできたもので。私自身も驚いているんです」