薄くてすぐにも割れそうな氷上を、踏んで歩くことから、きわめて危険なことに臨むことをいう。
〔類〕氷に坐(ざ)す/春氷を渡る/虎の尾を踏む
〔出〕詩経(しきょう)
〔会〕「おまえ、追試が五つもあるんだって」「そうなんだ。一つでも落としたら卒業できないんだよ。まさに薄氷を履(ふ)む思いさ」