どこからだれが見ているやも知れないことをいい、秘密の漏れやすいことにたとえる。
〔類〕石に耳あり/昼には目あり夜には耳あり/耳は壁を伝う/藪に耳/闇夜(やみよ)に目あり
〔出〕醒睡笑(せいすいしょう)
〔会〕「おいおい、そんな所で秘密文書出していいのかい。どこから漏れるか分からないぜ」「そりゃそうだ、藪(やぶ)に目ありだ。だれが見てるか分からないもんな」