川の水が、夜となく昼となく間断なく流れていくように、時間は刻々と流れ去ってゆくことをいう。人生の過ぎやすく、はかないことを意味し、だから一瞬といえども怠ることは許されぬことにたとえる。
〔類〕一寸の光陰軽んずべからず/寸陰を惜しむ
〔出〕論語(ろんご)
〔会〕「お隣のご主人の会社、倒産ですってね」「一時はヒット商品も出して注目されてたんだが」「まったく世の中、逝(ゆ)く者は斯(かく)の如(ごと)きかな昼夜を舎(お)かず、ね」