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白い梨(なし)の花が一枝、春の雨に煙っているようである。死んだ楊貴妃(ようきひ)が、仙界(せんかい)で玄宗皇帝を思う思慕の情をうたった白居易の詩から、美人が、ひとり思い悩んで悲しむ風情をいう。
〔出〕白居易(はくきょい)・長恨歌(ちょうごんか) 〔会〕「受付の中野さん、元気ないね」「お姉さんが離婚問題でもめてるんだって」「梨花(りか)一枝春の雨を帯ぶ。美人は悩んでいても色っぽい」「おいおい、人の不幸を……」