海や川を渡りたいと思っているところへ、都合よく舟があることをいう。何事かをしたいと考えているときに、必要なものがそろうことにたとえる。
〔類〕得手に帆を上げる/闇夜(やみよ)に提灯(ちょうちん)
〔出〕法華経(ほけきょう)
〔会〕「奥さんとのなれそめは……」「そろそろ結婚したいと思っていたら、お嫁さんにしてくださいっていう人が現れて……。まあ、渡りに舟ですね」「また、照れちゃって」