ゲームセンターなどに置かれ、料金は300円、1分ほどで好みのイラスト枠に入った約1.5cm×2.5cmの顔写真シールができあがる。95年7月の発売以来、女子高生を中心に爆発的な人気を獲得、1000台売れれば大ヒットという業務用ゲーム機の世界で6000台以上売れている。
プリクラの仕掛け人は、音楽業界で長く活躍し、「レベッカ」や「プリンセス・プリンセス」が在籍した会社に参画していた経歴をもつが、今回は予想以上の大当たりとなった。ヒゲなどの変装シールや専用キーホルダーも登場、設置場所も銀行やJR東日本のキヨスクにまで広がった。少女たちはノート、システム手帳をプリクラでびっしり埋め、互いに見せ合う。プリクラの数の多さが友だちの多さの証明であり、自慢ともなる。