清涼飲料水のペットボトルを再利用したロケット遊びが広がり、全国大会も開かれた。埼玉県狭山市のカヌー仲間が「ゴミとなる空きボトルを何かに利用できないか」と考えた末、空気圧で水噴射のロケットを思いついた。水を使うので、H2O(エイチツーオー)ロケットとも。ロケット1機にペットボトル5本を使う。噴射口には家庭用ホースのワンタッチ・ジョイントの一方を差し込み、もう一方を発射台に取り付ける。飛ばすには、ロケットにコップ1杯の水を入れて、噴射口から自転車の空気入れで空気を送って加圧。ジョイントを外すと飛び上がる。高さ100mにも達し、何回でも飛ばせるので、親子で楽しむ姿も見られた。安全に楽しく遊ぶ方法を普及させようと、協会もできた。