ビールのようでビールでない「発泡酒」が大人気。原料も製造法もビールと同じだが、違いは麦芽の量にある。酒税法でビールは麦芽が全体の67%以上と決められているが、発泡酒は、それ以下だから酒税率が違ってくる。ビールの酒税が1リットル222円に対し、発泡酒は6割弱の152円70銭となり、350ミリリットル1缶では約25円も違う。火付け役はサントリーの「ホップス」(350ミリリットル缶、180円)で、サッポロも「ドラフティー」(同、160円)で追いかけた。味は「まるでビールみたい」。大量に飲む人にはありがたい。