供給不足から、当初、持ち込んだ女子高生の言い値で買い上げられたブルセラの価格は、新規供給者が参入するとバブル状態となって、2000円程度まで下落。さらにブルセラの数が増えたため差異化が必要となり、当該女子高生であるアイデンティティーを付与する意味で生徒手帳や目隠し写真が添えられたりしたが、製品の供給過剰からそれ以上の付加価値が求められるのはブルセラ経済の原則である。ブルセラバブルの崩壊は供給者と仕入れ業者とのこれまでの立場を逆転させ、言い値どころか供給者自身がパンチラ・ヌード写真やエッチビデオの被写体になることでかろうじて売買が成立するようになる。