TBS系で2000年春放映されたテレビドラマ(北川悦吏子脚本)で、最終回視聴率(41.3%)、全11回の平均視聴率(32.3%)ともに、1990年以降の民放連続ドラマの記録を塗り替えた。売れっ子美容師の柊二(木村拓哉)と車いすの図書館司書・杏子(常盤貴子)が、互いの気持ちを探りながら恋心を深めていくというストーリーで、生涯の伴侶と決めたときに杏子が27歳の若さで病気で逝ってしまう。瞬間最高視聴率は死んだ杏子に柊二が死化粧をする最終回の1シーンで、47.1%を記録した。障害者と健常者のバリアフリーをさりげなく取り入れている点も評価された。