この度の不況をどのように命名するかでまちまちな言葉が出ているが、これまで出てきた不況名は、成層圏不況(三菱総研)、不況自体の姿が明確に見えないとしてステルス不況といったり、以下はさまざまな不況名の候補(命名者は略)。バブル崩壊不況、平成バブル不況、ポストバブル不況(80年代のバブルの後遺症が景気の後退に上乗せされている)、芥川竜之介不況(実態の見えない不安が広がっている)、「認識ラグ」不況(政府の楽観論と実際とのラグによってもたらされた)、アルベールビル不況(記録的な滑り、転倒を引き起こした)、ステージママ不況(本格的な不況ではなく政治からステージママが騒いでいるだけ)、二日酔い不況(バブル酒を飲みすぎたための不況)などである。