クリスマスの時期になると、自宅の家や庭、マンションのベランダなどを、電飾で飾りつける人のこと。原義は照明係、発光器。1990年代初めころから、海外生活経験者らが始めたものが、近隣に広がった。当時は、千葉県佐倉市、同・市原市、東京都町田市の東玉川学園などで、見物人が押し寄せる光の新名所が出現した。現在のブームは、2003年に始まった六本木ヒルズのイルミネーションの影響とされる。従来の豆電球より値段は数倍高いが、電力消費は4割程度ですみ、発色も美しい発光ダイオード(LED)を使う人も多い。3万円程度から、はまった人は数百万円をかけて、光の演出を楽しむ。イルミネーターは、全国で約30万世帯、100万人にのぼると推定されている。