室内で手軽に育てることができ、観賞した後で食べることもできる野菜。家で野菜が育てられるという意外性や、育てた後に食べられるという達成感が受け、これまで植物栽培とは無縁だった20~30代の独身男性を中心に、ブームの兆しを見せている。ポットもスープ缶や土鍋、ビールジョッキを模したものなど、工夫されている。春菊や水菜など鍋料理に欠かせない野菜が収穫できる「なべ野菜栽培セット」(聖新陶芸、税込み1050円)や「そらまめ栽培セット」(同)などが人気。どちらも2007年9月に販売され、順調な売れ行きを示している。