2006年5月に閉館した「交通博物館」に代わる施設として、鉄道の日である07年10月14日に、さいたま市にオープンした博物館。戦前からの歴代の蒸気機関車や、寝台特急ブルートレインなど、実物の鉄道車両36両のほか、運転体験ができるコンピューター制御の運転シミュレーターや、ジオラマなどが展示されており、鉄道ファンや家族連れで、連日、大にぎわいを見せている。開館初日は、徹夜組も出るなど入場者が殺到し、午後には入場を中止するほどの盛況ぶりで約9400人が、2日目は約1万1400人が訪れた。08年1月18日には、3月末までの目標を2カ月半も早く、入館者数60万人を突破した。