料理に合わせた新品種として開発、ブレンドされた専用米が、続々と登場している。2007年3月にハウス食品が発表した、カレーにピッタリ合う「華麗米」は、インディカ米と日本のアキヒカリを交配して中央農業総合研究センターが開発。表面に粘り気がなく、中は柔らかいという特徴が、カレーにマッチしているという。ほかにも、麻婆豆腐用の「究極の麻婆米」(丸美屋食品工業)、ピラフやチャーハン専用米の「大地の星」(ホクレン農協連合)や、寿司シャリ専用米のササニシキなどがあり、関係者は、コメ消費の刺激剤として期待を寄せている。