トマトを使ったお酒。最近、人気が高まっている。サントリーの「トマトのお酒 トマトマ」(2007年4月発売)、アサヒビールとカゴメが共同開発した「トマーテ」(同年9月)、合同酒精の「ラ・トマト」(業務用を家庭向けにも販売)など、各社が相次いで市場に参入。健康的なイメージや、口当たりのよい飲みやすさが人気の理由で、「トマトマ」が、年内売り上げ目標3万ケース(12本入り)を6万ケースに上方修正するなど、予想を上回る売れ行きを示している。各社とも市場の活性化を図るべく、野菜系アルコールという、新たな市場の開拓に努めている。