ホームレスの人たちが販売し、その売り上げをもとに、彼らの自立を支援する雑誌。有名人が表紙を飾り、若者のオピニオン誌というコンセプトで作られている。1冊200円で売り、仕入れ値90円との差額110円が販売員の収入となる。1991年にイギリスで創刊され、2003年に日本版が登場。07年9月の創刊4周年現在、11の都道府県で販売され、累計販売数は約220万冊に上る。発行元の「ビッグイシュー日本」は同年9月、ホームレス支援の非営利団体「ビッグイシュー基金」を設立。アパートへの入居支援や資格取得のための講習会などを行うことにしている。