頭に鹿の角が生えている童子という、インパクトのあるデザインが話題となっている「平城遷都1300年祭」マスコットキャラクターの愛称。語感がよく、一般公募1万4539件の中で、最も多い337件の応募があったことなどから選ばれ、2008年4月15日に発表された。しかし、以前からこのデザインの変更を求める動きを示している寺院団体などが、今回の愛称決定にも否定的な意見を出した。また、批判的な立場をとる奈良県内のデザイナーグループが、独自にキャラクターの公募を行うことを発表。さらに神戸市兵庫区で開かれているイベント「福原遷都まつり」で、すでに「セントくん」というキャラクターが使われていることが判明するなど、愛称決定後も騒動を呼んでいる。