スポーツ用品メーカーのミズノ(本社・東京都千代田区、大阪市)が開発した競技用水着の名称。カジキマグロの表皮のメカニズムを分析することによって、水との摩擦抵抗を、同社の従来製品と比べて約8%軽減した。北島康介選手らが、北京オリンピック代表選考を兼ねた日本選手権水泳競技大会から着用している。各メーカーが、北京オリンピックに向けて開発競争にしのぎを削るなか、イギリスのスピード社が開発した水着「LZR RACER」(レーザー・レーサー)を着用した外国選手が、海外の競技会で次々と世界新記録を更新して話題となっており、日本代表選手たちがオリンピックで使用する水着に、注目が集まっている。