結婚相手探しのために行う活動を指した造語。就職に際して行う活動を「就活」と呼ぶのになぞらえて、このように命名された。命名したのは、『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊、白河桃子との共著)の著者であり、過去には「パラサイト・シングル」などの言葉を生み出したことでも知られる、山田昌弘中央大学文学部教授。これからの時代、結婚するには、主体的で積極的な自助努力が必要、と説く。また、山田氏は、結婚したくてもできない人が増えている背景には、不況や就職氷河期の影響で、女性が理想とする魅力的な未婚男性が減っているのが一因だと指摘している。