評論家や映画関係者が選出するのではなく、実際に映画館に足を運んだ観客が、ナンバー1俳優を選ぶというコンセプトの映画賞。東京都中野区のミニシアター、ポレポレ東中野が主催。2006～07年に公開された日本映画への出演数が多い俳優15人がノミネートされ、その中から、全国のミニシアターに置かれた投票箱と、メール、FAXでの投票によって、映画ファンがグランプリを選ぶ。第1回となる08年は、投票結果が5月17日に発表され、6000を超える投票が集まり、蒼井優、オダギリジョー、小栗旬などの人気俳優をおさえて、最多の1167票を獲得した松山ケンイチがグランプリに輝いた。