「ステイ(stay)」と「バケーション(vacation)」の合成語で、「自宅や近場で過ごす休暇」を意味する。2008年の夏、アメリカで、新しいライフスタイルを表す言葉として流行した。アメリカでの夏休みは、遠方へのドライブや海外旅行などを楽しむのが定番の過ごし方だったが、食品やガソリンの値段が高騰しているため、低予算で過ごす休暇が主流となっている。関連商戦も花盛りで、小売り大手のウォルマート・ストアーズでは、ホームシアターなどの電化製品を値下げしたほか、庭で行うバーベキュー用品などもそろえ、ステイケーションに即した品ぞろえを行った。