アメリカ大統領選挙中の2008年10月12日、オハイオ州で遊説しているバラク・オバマ候補に声をかけ、自分の始めようとしている配管業ビジネスが、オバマ候補の税制案では課税されて困ると訴えた一般人、ジョー・ワーゼルバッカーのこと。そのやりとりを捉えた映像がテレビやネットで流れ、一躍時の人となった。選挙戦終盤、オバマ候補、ジョン・マケイン候補は、ともに討論会などで何度となく彼に言及。マケイン候補がオバマの増税路線で被害を受ける労働者の象徴として引き合いに出す一方、オバマ候補は彼は減税の対象者と反論するなど、ジョー論争が白熱した。