日本のドラマを海外に発信するため日本民間放送連盟、日本放送協会(NHK)などが、総務省、経済産業省との共催で開催する国際ドラマフェスティバルにおいて、2008年から創設された、海外市場でも通用するドラマを表彰する賞。質の高いドラマを海外へ積極的に売り込むために、独自性のある作品を顕彰することを目的としている。08年10月22~24日に開催された同フェスティバルで第1回受賞作が発表され、連続ドラマでは、人気脚本家の井上由美子が書き下ろした本格医療サスペンス「パンドラ」(WOWOW)が、単発ドラマでは、松本清張原作でビートたけしが主演したミステリー「点と線」(テレビ朝日)が、グランプリとなった。個人賞では、佐藤浩市が主演男優賞、上野樹里が主演女優賞に輝いた。