若者の間で流行し人気となっている野外音楽イベント。キャンプ場などで深夜から朝までダンスミュージックを流し、時には1000人近くが集まることもあるという。この場で大麻が出回り、大麻汚染の新たな温床になっていると指摘されている。2008年8月には、群馬県みなかみ町や同県嬬恋村、岐阜県関市などで行われたレイブで、大麻所持などの逮捕者が相次いだ。こうした事件を受け、レイブへのキャンプ場貸し出しを拒否するところも増えている。07年に大麻取締法違反容疑で摘発された者のうち、約7割が10~20代であり、大麻汚染が若者にまん延しつつあることが問題となっている。