飲食店で食べ残した料理を持ち帰るための専用容器。欧米で、犬の餌にするという名目で料理を持ち帰っていたことから、こう呼ばれ始めたといわれている。日本でも、2008年9月に、デザイン雑貨販売のレアック・ジャパン(本社・東京都港区)が、全国の東急ハンズなどで折り畳み式の「DOGGY BAG(ドギーバッグ)」(大小2個セットで税込819円)の販売を開始。同年10月からは、伊藤忠商事(本社・東京都港区)が環境ブランド「MOTTAINAI」の新商品として、同商品の提携販売を始めた。残飯廃棄量が世界第1位といわれる日本だが、食べ残しの持ち帰りサービスを実施するレストランも登場するなど、欧米諸国に倣って「持ち帰り文化」が徐々に広まってきている。