光岡自動車(本社・富山県富山市)が2009年2月に発売を開始した新型霊柩車「ミツオカリムジン type2-04」のこと。映画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、人生の終焉の迎え方が注目されており、同社がこの映画にちなんで霊柩車の呼称とした。「おくりびと」の監督の滝田洋二郎は同社のある富山県出身で、企画のきっかけとなった本でベストセラーとなっている「納棺夫日記」の著者、青木新門も富山県在住だという。全長5.17mと一般的な霊柩車よりも車体を短めにして、走りやすさを追求しており、車両本体価格は、スタンダードタイプ(1500cc)が522万9000円(税込)、デラックス(1800cc)が558万6000円(税込)。