いかにもありそうなタイトル、著者による架空の新書。もともとは、ウェブサイト制作などを手がけるゼロベース(本社・東京都港区)が、2008年のエイプリルフールに立ち上げた、タイトルや名前を投稿するだけで、いかにも新書らしいカバーのイメージ画像を作成できるサービス。このサイトを見た編集者の石黒謙吾が、自ら100本のタイトルを考え出し、09年1月に「エア新書」(学研新書、税込740円)として出版した。同書に掲載されている架空の新書には、「口元曲げれば日本が変わる」(麻生太郎著)、「ママでもできる大外刈りの技術」(谷亮子著)などがある。