カセットガスボンベや家庭用コンセントからの充電で動く、初心者向けの小型耕運機。家庭菜園やガーデニングを楽しむ人の増加に伴い、好調な売れ行きを見せている。ホンダが2009年3月に発売した「ピアンタ」は、2カ月で4500台を販売。カセットボンベ1本で約1時間駆動し、約32坪(106平方メートル)を耕運できる。購入者には20~30代の女性も多い。価格は10万4790円(税込)。同年2月には、三菱農機がカセットボンベ式の「エコ・ラテEL20」を発売しており、井関農機も09年秋に充電式の「KDC20」を発売するなど、ミニ耕運機市場の活性化が期待されている。