各自治体が、住民の要望に素早く対応すべく設けた組織。先駆けとなったのは千葉県松戸市で、1969年に当時の同市市長で、ドラッグストアの大手、マツモトキヨシ(本社・千葉県松戸市)の創業者でもある松本清が発案した。スズメバチの巣の撤去など、市民からの要望でさまざまな仕事を行い、後に他の自治体でも設立されるようになった。東京都世田谷区のすぐやる課の活動を報告するウェブページ内に掲載された、2007年にマンホールのすき間に挟まれてしまったスズメを救出した写真が、09年7月にネット上で注目を集め、話題となった。