未就学児のいる家庭をボランティアが訪問し、家事を手伝ったり、子どもと遊んだりしながら、育児相談にのる育児支援活動。発祥はイギリスで、1973年にソーシャルワーカーのマーガレット・ハリソンが始めたホーム・ビジティング(訪問型支援)が発展した。09年現在、イギリスでは約340カ所で、約2万人のボランティアが活動している。日本では「ホームスタート・ジャパン」が08年から試行事業を始め、09年秋の本格実施を予定。HSホームビジターと呼ばれるボランティアになるには、原則として子育て経験のあることが条件で、事前に「ホームビジター養成講座」を受講する必要がある。