鉄道愛好者団体の「鉄道友の会」(本部事務局・東京都千代田区)が、前年中に営業運転に就いた鉄道の新車の中から優秀な鉄道車両に対して与える賞で、創設は1958年。ブルーリボン賞は、全会員による投票をもとに、会員が優秀と認めた車両に与えられ、ローレル賞は、10人で構成される選考委員会が性能、デザイン、運用などで優れていると認めた車両に与えられる。2009年は、対象となった18車両から小田急電鉄の「6000形(ロマンスカー・MSE)」がブルーリボン賞を受賞。ローレル賞には豊橋鉄道の「T1000形」と京阪電気鉄道の「3000系」が選ばれた。同年9月13日、ブルーリボン賞の授賞式が小田急線新宿駅で行われた。